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奇妙な少女が語る、奇妙な怪談を聞くだけのお話

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​貴方は薄暗い路地裏を歩いていた。

すると、少女に突然声を掛けられる。

少女は言う。

ねぇ、君! そうそう。君だよ、キミ。
今、とても暇だろう? 暇だよね? 

暇に決まっている。そうに違いない。
えっ、お前は誰だって? 野暮なを言うね。

如何だって良いじゃ無いか、そんな事。
退屈で詰まらなくて可哀想な君を

救ってあげようと思って、

ボクは此処に居るのにさぁ。
――――さぁ、

一緒にこの本を読もうじゃないか。

この「幻想寓話儀典」をさ。

(曲亭馬琴の『鮫人』をモチーフにしたお話です)
 

■ゲーム概要
【ジャンル】短編サスペンスノベル
【プレイ時間】約五分~十分
【エンド数】1種類(一本道)
【制作ツール】ティラノスクリプト
※一部、残酷な描写を含みます

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物語

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